2021.9.11 「おはぎ」と「ぼたもち」

「おはぎ」と「ぼたもち」

春と秋に迎えるお彼岸。それぞれ春分の日と秋分の日を中日として、前後3日間(合せて7日間)がお彼岸の期間となります。なぜ春分・秋分の日なのか? この日は太陽が真東から昇り真西へと沈みます。仏教的に西にあるあの世、彼岸、極楽浄土ともっとも通じやすいからということらしいです。仏教特有の行事に感じられますが、その日だけ何かが一直線に重なる古来からの神秘的な現象って世界中にたくさんありますよね、宗教に関係なく特別なパワーを持った日であることは確かですね。

昔、非常に高価だった砂糖と普段は食べられないようなもち米を使って手間をかけて作るあんこ餅は、特別なときにしか食べられないとても貴重なものでした。それを先祖を敬って「お彼岸」にお供えしたのが始まりのようです。
春のお彼岸の頃は牡丹の花が咲く時期でその時期に食べられることから「牡丹餅」、「ぼたもち」。秋は萩の花の時期なので「お萩」、「おはぎ」なんだそうです。
ちょっと思いついたのですが、お彼岸のイメージによく曼殊沙華の花が使われます。別名を彼岸花ともいうくらいで、現代では牡丹や萩よりピンときますよね。曼殊沙華は秋に開花するので春には難しいですが、「曼殊沙華」、「おまんじゅう」っていうのもありなんじゃないかなぁ、いかがでしょう?(笑)

また小豆は秋頃に収穫されるため、おはぎは収穫したての香りよく皮も柔らかい小豆で作るので、粒をいかして「つぶあん」。春のぼたもちは貯蔵して古くなった小豆で作るため、硬い皮を取り除きあんこのみの「こしあん」が基本のようです。現代ではいつでもどちらも楽しめますよね。
「つぶあん」「こしあん」論争は昔からさかんですが、最近は「きなこ」や「ごま」「ずんだ」もレギュラーで加わり楽しい論争はつきません。多様性はここにも発揮され、コンビニなど少量での販売が拍車をかけて自宅で作る人は少ないのかなぁと思っていましたが、検索すると意外におはぎレシピは多く、中でも普通の残りごはんを上手に利用してみんなちょこちょこ食べていることに驚きました。「おはぎ」と入れると検索候補に「おはぎ レシピ」と出てくるし、さらに「おはぎレシピ ご飯」となります。どれも簡単に作れそうですよ。

 

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